こんにちは、大学からインデックス投資に興味を持ち1万円の積み立てから投資を始めたホペリです!
今回は2018年から新しく始まった制度「つみたてNISA」について、仕組みやメリットについて解説していきます。
つみたてNISAは投資に興味を持った方はぜひ覚えて欲しい制度です。
つみたてNISAはうまく活用することであなたの資産を最大化してくれます。
では、行ってみよう!
つみたてNISAって何?
つみたてNISAはいわゆる「少額投資非課税制度」の1つです。
投資して得た利益にかかる税金がゼロになるとってもお得な制度です。
ただし、つみたてNISAには税金がゼロになる代わりにいくつか制限があります。
つみたてNISAの仕組み
- 最大投資額:年間40万円
- 非課税運用期間:20年
- 投資商品:一部の投資信託やETF
- 投資可能期間:2042年まで
1つずつ見ていきましょう。
年間で投資できる最大投資額は40万円です。
毎月積み立てとする場合、毎月の投資額は33,333円/月となります。
ただし、毎年1月1日に非課税枠が更新され使いきれなかった分は翌年に更新されず、失ってしまいます。
7月から始めて、非課税枠が20万円余ったから、来年は合計で60万円使えると言うわけにはいかないんですよ。
そして投資した年から、利益に対する税金がゼロとなる運用期間(非課税運用期間)は最大20年になります。
永遠に非課税で運用でいるわけではないのです。
つみたてNISAでは投資できる商品が、一部の投資信託やETFに限定されています。
つみたてNISAで買える商品は少ないですが、どれも一定の基準を満たしている投資商品なので安全性が高いです。
ぼったくり商品である可能性は少ないです。
ただし、この制度はいつまでも続きません。
2042年にはこの制度は終了となります。
非課税で利益を得る期間は有限なのです。覚えておきましょう。
投資で得た利益には税金がかかる
本来、投資で得た利益には約20%(20.315%)の税金がかかります。
つみたてNISAを使うと利益に対して税金がかかりません。
下の図を使って、説明していきましょう。
例えば、投資をして得た利益が50万円あったとします。
本来であればそこから20%の税金がかかるため、残りの80%である40万円が実際の利益になります。
一方で、つみたてNISAを使った場合を考えてみましょう。
つみたてNISAでは利益にかかる税金はゼロになります。
なので、収益が同様の50万円だとすると、実際の利益は変わらず50万円になります。
利益を全て手元に残すことができます。
つみたてNISAで運用することで約10万円節税することができました。
つみたてNISAが投資家にとってどれだけ良い制度なのかわかっていただけたのではないでしょうか?
つみたてNISAとNISAの違い
よく比較されるNISAとの違いについて解説していきます。
つみたてNISAはNISAをもとに生まれた制度です。
ではこの2つにはどのような違いがあるのでしょうか?
ここではNISAと2024年から始まる新NISAについても比較としてを載せています。
NISAや新NISAは年間の投資額も多く投資先もつみたてNISAよりも多いですが、運用期間が5年と短いです。
NISAは運用期間が短いことが原因で、あまり世間に広がらなかったので、つみたてNISAが生まれたとも言われています。
投資をまだ始めたことのない人は、つみたてNISAを選んだ方が無難であると思います。
つみたてNISAを始める時の注意点
ここまで、つみたてNISAについてやNISAとの違いについて説明していきました。
ここからは、つみたてNISAを実際に始める上でおさえておきたいポイントについて解説していきます。
NISA口座と同時に開設できない
つみたてNISAを使う場合、専用口座を開設することになります。
しかし、一人の証券口座の中でつみたてNISAとNISAそれぞれの専用口座を同時に開設することはできません。
どっちを選べばいいのかわからないと感じている方もいるかと思います。
私は長期的に運用できるつみたてNISAを選びました。
投資目的に合わせて開設する口座を選びましょう。
途中で売却しても非課税枠は戻らない
つみたてNISAの非課税枠で投資商品を買い、その年に何らかの理由により売却したとします。
このとき非課税枠が売却により元に戻ることはありません。
例えば、年初めにつみたてNISAで1万円分を投資したとします。
1万円分投資したので、その年に使えるつみたてNISAの非課税枠は残り39万円ですね。
その後1万円で買った商品を売ってしまいました。
このとき非課税枠の残りはどうなるでしょうか?
非課税枠の残りは39万円のままです。
売却により非課税枠がもとに戻りません。
買った後はいつ売却するかは自由ですが、非課税枠は少なくなってしまいます。
非課税枠をうまく使えるように投資先はしっかり選んで決めましょう❗️
まとめ
今回はつみたてNISAの仕組みと始める時の注意点について解説しました。
つみたてNISAについて解説したいポイントはたくさんあるので、これから1つずつ解説していきますね。
つみたてNISAをはじめて、何に投資しようか迷っている方にみて欲しい記事はこれ❗️
https://knmnusblog.com/index-investment/
投資に興味を持ちこれから始めてみようかなと思う人はこれからどんどん増えると思います。
もっと株価が下がってから投資を始めようと考える方もいるはずですが、できるだけ早く始めましょう。
時間が経つにつれて、非課税で投資できる額が少なくなっていきます。
非課税枠を最大限使うことができ、あなたの資産形成の味方になってくれます。
つみたてNISAは積み立て投資となるので株価が高いところで買うこともありますが、低いときにも買うことができます。
「長く持ち続ける」ことが目的の制度なので、必ず起こる株価の変動に動じないことが成功の鍵です。
皆さんも一緒に資産形成していきましょう。
じゃあ、また👋